インプラントについてよく頂くご質問

よくある質問

一般的に、抜歯の痛みと同じぐらいと言われています。
当院では、歯科麻酔医との連携した点滴による静脈内鎮静法を使った痛みの少ない治療を行っております。入院の必要はなく、意識は保たれたままで穏やかでリラックスした状態になります。午後に治療を受けても、夕食を摂ることができます。

インプラントの失敗は、未熟な医師による診断ミスや臨床経験の少なさからの知識不足、技術不足からなるものがほとんどです。
少なくとも年間100本以上のインプラント植立経験を持つ専門医に手術してもらう方が安心です。

最近になってようやく歯科大学(歯学部)や、大学病院でインプラント科というものができ、学校でもインプラントを習えるようになりました。
しかし、私もそうですが、今開業されているほとんどの先生が大学では、インプラントの授業を受けていません。開業医の先生でインプラントをされている方は、卒業後自分でインプラントの研修会などに行って勉強をしています。
ですが、その教育のシステムはまだ完成していません。

つまり、どこでどうやって勉強するのが一番いいのか、歯医者も分かっていません。どこでどのように勉強したかによって、知識や腕の差はあります。今の日本の法律では、歯科医師免許があれば、そのようなトレーニングを受けずにインプラントをすることが可能です。

どの先生がトレーニングを受けているかどうかは分かりません。
また、インプラント治療は、誰でもが安易に行える治療法ではないにもかかわらず、ひどい話ですが、インプラントメーカーが売りたいために簡単な説明のみでインプラント治療を歯医者に勧めている傾向があります。

その業者からの簡単な説明だけで、インプラント治療をすると必ず失敗します。
いい歯医者・悪い歯医者の見分け方として「すぐにインプラントをしましょう」という医院は注意したほうがいいと思います。

当院で治療したインプラントが骨に結合しなかった場合は、無料の再手術で対応いたします。
骨と結合しない原因は、糖尿病や、骨密度、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。

特に喫煙は、インプラント成功率に大きく関係します。喫煙していると歯周病になりやすく、血液の流れも悪くなり、手術後の骨の結合に支障が出て手術の成功率も下がりますので、インプラント治療中の喫煙はできるだけしないほうが良いでしょう。

インプラントが骨に結合する期間は、上顎で4ヵ月、下顎で3ヵ月と言われていましたが、最新のインプラントでは6週間で結合するものや、インプラントを入れた日に歯を入れて噛めるものまであります。
あごの骨がない場合、あごの骨を増やす必要がある場合があります。その時は、別で数ヵ月~1年ほどかかることもあります。個人差がありますのでご相談ください。

骨の再生治療とは

下記に挙げた条件の方は、インプラント治療が困難となります。

  • 妊娠中の方
  • チタンへのアレルギーを持っている方
  • 顎の骨の成長が未完成な、概ね16歳以下の方
  • 骨粗鬆症の治療薬(ビスホスホネート製剤)を服用している方
  • 重度の糖尿病の方
  • 人工透析中の方

上記以外の持病をお持ちの方は、担当医とご相談ください。

インプラント治療後に注意することは、以下の通りです。

食事について

辛い食べ物や、硬い食べ物、アルコールは、出血や痛み、腫れの原因となりますのでお控えください。
ジュースやスープなどの流動食や、栄養バランスに優れたベビーフードなどを摂り、その後は担当医の指示に従ってください。

※ハシモトデンタルオフィスでは、食料品メーカーと提携し、インプラント手術後の患者様に3回分の流動食をお渡ししています。

入浴について

湯船につかると血行が良くなり出血の可能性がありますので、2~3日はシャワーで済ませて下さい。

喫煙について

たばこを吸うと血行が悪くなるので、傷の治りが遅れたり、骨の結合を阻害しますので、禁煙に努めて下さい。

この他に、激しい運動をするなどの血行が良くなる行動や、強くうがいをする、大きく口を開けたり笑ったりすると、傷口の出血が止まらなくなる場合がありますので、避けて頂くようお願いいたします。

手術当日の歯磨きはやめ、処方された薬は指示通りにきちんと服用して下さい。

インプラントはチタン製です。
チタンは体内に入っても異物とみなされず、人の体と親和性が高い金属です。他の医療現場でも広く使用されています。

内科のお医者さんの指導のもと、十分コントロールされていれば大丈夫です。
しかし、稀に糖尿病の状態によってインプラント手術ができない場合もありますので、詳しい病状をお知らせください。内科の先生と相談をしながら治療をすすめていきます。

歯周病にかかっている方は、歯周病の治療をしっかりと行ってからでないとインプラントを入れることはできません。
歯周病の治療は、口腔中のばい菌や歯石をお掃除で取り除きます。治療と正しいブラッシングを身につけることで歯周病を治してからインプラントを入れます。

抜けた歯1本に対して、必ずしも1本のインプラントを入れる必要はありません。
あごの骨の状態によっては、元の本数を入れること事が出来ない場合もあります。インプラントで維持させる床のついた義歯を入れる場合は、少ない数のインプラントで大丈夫です。

仮歯や、仮の入れ歯を入れます。見た目も、食事をするにも問題はありません。

どうしても手術に不安な方や特殊な場合、全身麻酔で行うこともありますが、当院では麻酔医と連携して、点滴による静脈内鎮静法を行っております。
入院の必要はなく意識は保たれたままで、穏やかでリラックスした状態になります。

当院で使用する全てのインプラントには、ロットナンバーが付いています。
そのナンバーをカルテで管理するため、他の患者様のインプラントが混ざることなど一切ありません。当たり前の話ですが、インプラントの使い回しは肝炎やその他の感染症のリスクもありますし、各インプラント学会や、各インプラントメーカーで再使用は禁止されています。

16歳以上であれば、どなたでもインプラント治療を受けることができます。
年齢の上限はありません。

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