いびき治療(睡眠時無呼吸症候群)
いびきが歯医者で治るってご存知でしたか?
多くの方が眠りに対して何らかの悩みを持っています。いびきであったり、不眠症であったり、熟睡感のなさであったり・・・。
しかし、病院に行ってどこの科を受診すればいいのか?治るのか?
眠りの問題で、内科からもらう睡眠薬が逆効果な時もあります。日本人は慢性的な睡眠不足。昼間の眠気や疲労感も、実は異常なのです。
いびきはどうしてかくの?
いびきの原因は、上気道と呼ばれる鼻から喉にかけての空気の通り道がいろいろな原因によって狭められ、隙間風と同じ原理により、粘膜などが振動して音が鳴ります。
そして、気道が完全にふさがってしまって息ができなくなってしまった状態が無呼吸です。
気道が狭められるわけですから、当然体内の酸素不足が起こります。
その結果、脳の働きや循環器や呼吸器にも影響が及びます。
いびき治療用マウスピース
いびきを「ガーガー」かいている人を見ると熟睡しているように見えます。
しかし、本当はまったく逆で、熟睡どころか眠りが浅くて十分な睡眠を取れていないことがあります。
その結果、なかなか疲れが取れなかったり、日中に眠気が起こったりします。
いびきが原因でお悩みの方に多いのは「うるさくて家族に嫌がられる」とか「他人に迷惑をかけるので、旅行に行きづらい」などでしょう。
いびき治療用マウスピースで、多くの方のいびきが改善されています。
治療回数も検査後であれば2~3回で終わります。
いびきをかきやすい人ってどんな人?
疲れやストレス、アルコールや睡眠薬もいびきをかきやすくなります。
たまに「自分のいびきがうるさくて目が覚めた」なんてことを言われる方もいますが、いびきをかいているかどうかは自分ではわかりません。
家族の方に聞かれるか、旅行先で友人にたずねるか、テープレコーダーに録音して確認することをお勧めします。
いびきをかきやすい人の特徴
- 肥満体型の人
- 下あごが小さい人、下あごが後ろに下がっている人
- 首が短い人
- のどちんこの長い人
- 扁桃の肥大してる人
- 鼻の病気のある人
睡眠時無呼吸症候群
いびきがもっとひどい状態になると、息が詰まります。
太っている中年男性に多く、睡眠中に何度も息が止まっては、また息をふきかえして大きいいびきをかくという行動を一晩に数回から、ひどい場合は数百回繰り返します。
息が止まっている時間も、数十秒から長いもので2分近いこともあります。
突然死の原因として注目を浴びたこともありましたが、この病気の本当の怖さは別のところにあります。
いびき、日中の傾眠、断眠、知性の低下、性格の変化、起床時の頭痛、幻覚、自動症、不眠症、不整脈、多血症、肺高血圧症、高血圧、浮腫、糖尿病、インポテンツなど無呼吸症候群が引き起こす病気や症状は沢山あります。
良い睡眠の習慣をつけましょう
夜気持ちよく眠れて、昼間に十分活動できるためには、生活習慣を総合的に見ていくことが必要です。簡単に実行できるものをあげてみました。
1. 生体リズムの規則性の確保
- 規則正しい生活
- 規則的な睡眠スケジュール(毎朝だいたい同じ時刻に起きる)
- 日中の短時間(30分程度)の一定時刻の昼寝の活用
- 軽い運動を毎日
- できるだけ午前中に太陽の光をあびる
2. 薬物、嗜好品に注意する
- コーヒーやお茶などのカフェインを含む飲み物は、夕方以降控える
- 適度の晩酌はリラックスするのに役立つが、寝酒はしない
- 夜中に目が覚めたときにタバコは吸わない
3. 良好な睡眠環境の整備
- 自分にあった寝具
- 静かで暗く適当な室温
- 湿度の寝具環境
4. 就寝前のリラックスと睡眠へ
当院での治療の流れ
ご予約をお取りください
下記のいずれかの方法で、ご予約をお取りください。
- インターネット予約
- お電話(06-6449-1182)
【治療費について】
診療情報提供書(紹介状)がある場合 | 保険適用可 10,000円前後 |
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診療情報提供書(紹介状)がない場合 | 自費診療 44,000円前後 |
※ 内科の診療情報提供書(紹介状)をご用意頂ける方は、当日お持ちください。
問診とレントゲン撮影、型取り
問診とレントゲン撮影をおこない、マウスピースの型取りをさせて頂きます。
約1週間後、マウスピースのお渡し
約1週間ほどで、患者様専用のマウスピースが出来上がりますので、睡眠時に装着して頂きます。(マウスピースを装着することにより気道が確保され、無呼吸を防止することができます)
調整
必要であれば都度、調整させて頂きます。