歯の詰め物・
かぶせ物が取れてしまった

痛みがない、見た目に影響が
なくても早めに受診しましょう

歯の詰め物、かぶせ物は年月が経過すると外れてしまうことがあります。
個人差がありますが、保険診療で使われる白い歯科用プラスチックの詰め物(コンポジットレジン)の寿命は約3年、金属(銀)の詰め物は約5年、金属のかぶせ物(銀歯)は約6年と言われています。

取れたままで放置していると‥

詰め物・かぶせ物が取れたまま放置していると、土台の歯が歯ぎしりや食いしばり、食事などによって欠けてしまったり、 汚れが溜まりやすくなるので簡単に虫歯になってしまいます。

また、隙間を埋めようとして隣りの歯や、向かいの歯が移動して、かみ合せが変わってしまうこともあります。
最悪の場合は破折してしまったり、歯を残すことが難しくなって抜歯しなければならない場合もあります。

かぶせ物や詰め物が取れた場合は、お早めにご来院ください。
土台の歯に問題がなければそのまま付け直せる可能性がありますので、取れてしまった詰め物・かぶせ物があればお持ち下さい。

詰め物(かぶせ物)が取れる原因

土台となる歯の二次カリエス

詰め物やかぶせ物の隙間から虫歯菌が入り込んでできる虫歯によって、取れてしまうことがあります。外から見ても虫歯だと分かりにくく、しみたり痛みなど症状が出たときには、かなり深くまで進行している場合が多いです。

神経を抜いている歯は、虫歯が進行していても痛みを感じないので特に注意が必要です。歯の根っこや、先端部分にまで虫歯菌が入り込んでしまうこともあります。

噛み合わせや、歯ぎしりの問題

噛み合わせに問題があると詰め物やかぶせ物に余計な負担がかかってしまい、取れやすくなることがあります。
歯ぎしり、くいしばりなど過大な力も、長期にわたって加わると金属の詰め物の接着剤がはがれたり、詰め物自体が割れたり、欠けたりすることがあります。 いつも同じ側の歯で噛む人、硬いものが好きな人は、詰め物やかぶせ物が取れやすい傾向があります。

詰め物やかぶせ物に問題がある

詰め物やかぶせ物の破損や不適合、接着剤の経年劣化などによって外れてしまうことがあります。

詰め物が取れた場合の治療費

詰め物が取れた場合、歯を削る料金・型取り・詰め物本体の料金を合計した大まかな治療費は下記になります。通院回数は1~4回ほどです。

プラスチックの白い詰め物(コンポジットレジン充填) 700円~1,000円
金属の詰め物(銀歯) 1,300円~1,800円

※上記は保険診療で3割負担の場合のおおよその治療費です。

初診料、検査の費用等は含まれていません。
治療期間もあくまで目安で、治療方法や重症度などによって上記とは異なる場合もありますので、担当医もしくは、カウンセリングスタッフまでご相談ください。

治療に使われる詰め物(インレー)と
かぶせ物(クラウン)の種類

よくある質問

歯科用以外のセメントで付けてしまうと、かみ合わせが変わってしまい、その影響で歯が欠けたり、顎に痛みが出たりします。虫歯のリスクも増えますので、できるだけ早く歯科医院で処置を受けましょう。

多くの場合は食道から胃へと流れ、数日で体外へ排出されますが、咳などが続く場合は、のどや肺で引っかかっている可能性がありますので、内科の受診をおすすめします。

問題がなければお付けいたします。必ず忘れずにお持ちください。

しみたり、虫歯が進行したりしないように、仮の詰め物を入れます。次回の来院時に、詰め物をお持ちください。

ある程度の期間が経過してしまいますと、歯が動いてしまったり、虫歯が進行してしまったりということも考えられます。状況を見ながら再装着出来るのか、それとも再治療が必要かを見させて頂きたいので、念のため詰め物はお持ちください。

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